こんにちは、なかにしです。
今回はエンジニアの登竜門、
基本情報技術者(FE)を受験してきたので共有します!
基本情報技術者試験とは
情報技術関連の国家試験で、経済産業省が管轄しています。
ITの国家資格はレベルが1~4の4段階で定義されており、
基本情報技術者試験はレベル2に該当します。
以下、経産省が出している資料を基に、
レベルと主な資格を表にしました。(結構古いです)
一覧を見たい方はこちらのサイトへどうぞ。
レベル | 主な資格 | 合格率 | 合格者平均年齢 |
1 | ITパスポート | 47% | 28.7 |
2 | 基本情報技術者試験 | 23% | 25.1 |
3 | 応用情報技術者試験 | 20% | 29.0 |
4 | 情報セキュリティスペシャリスト | 14% | 33.4 |
今までは春秋の年2回しか受験ができませんでしたが、
2023年4月から、CBT方式でいつでも受験出来るようになりました!
※ITパスポート、基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験のみ
また、CBT方式になってから合格率も上がったようです。
CBT方式自体は2020年の秋期から始まったのですが、合格率は
例年の20%~30%に比べ、30%~50%に推移しているようです。
しかしながら、年によって合格率がかなり上下しているので油断は大敵です。
というか基本情報を受ける人はIT人材が多いでしょうから、
その中で半数が落ちるって普通に難しいのでは…?
今回の結果
A試験:745点 / 1000点
B試験:670点 / 1000点
国家資格なので、正式な合格発表は来月になるらしいのですが、
合格基準は超えているので合格だと思います。
またギリギリですね。
資格試験を余裕持って合格できたことがありません。
2023/11/16追記
受かってました。
証明書が思ったよりちゃんとしててびっくり
勉強期間・内容
勉強期間:2週間(A試験対策は11日、B試験対策は1日)
勉強内容:
【A試験対策】
以下のテキストを購入し、1週しました。(9日間)
その後、過去問道場 でひたすら過去問を解く→忘れている部分をテキストで復習
を繰り返しました。(2日間)
【B試験対策】
IPAが公開しているB試験の過去問 を1回解きました。
本番は20問ですが、その中の6問を過去問として公開しています。
1週目で8割取れたので、問題ないと判断してA試験に注力しました。
本番の状況
基本的な流れは他のベンダー資格と変わりません。
身分証を持って行って、受付情報を確認して、PCの前に案内され、受験開始といった流れです。
そういえば、回答前にこんな流れで回答してくださいね、
といったチュートリアルを必須で見させられました。
(このボタンで回答でき、ここで回答終了できます、みたいな)
国家資格ともなると親切だなーと思ってました。
チュートリアルが終われば、いざ本番です。
A試験は90分ですが、70分くらいで解き終わりました。
体感としては、6割強くらい解けたかなといった感じでした。
B試験は100分ですが、結構時間がシビアなのでご注意ください!!
20問中、15問しか解き終わりませんでした…
ここは対策不足ですね。
実際のプログラムと仕様が違うので結構どもつきます。
(配列が{}で表現されたり、配列のインデックスが1から開始したり)
私は実際のプログラムの方が大事だと思うので、
対策しすぎて試験の謎仕様に染まるのが嫌なので絶対に対策はしません。
あとメモ用紙!!これが本当に腹立ちます。
メモ用紙、1枚しか配られません。(裏表書ける)
書けなくなったら都度人を呼んでメモください、をするのですが1枚ずつしかくれません。
5枚くらいくださいとお伝えすると、1枚ずつしか配れない規約らしいです。
いや!!アルゴリズム解くのに!!1問で1面つかうやろがい!!!!
結局7枚使用しました。
さいごに
基本情報取ったから応用取ろうと思ったら、応用は年2回でした。
しかも秋は10月…
さすがに間に合わないので、受けるとしたら来年の4月ですかね。
普段の業務とは違う、IT周り全般の知識を強化する良い機会でした。
うちの会社も資格手当出してくれないかなぁ。
ということで今回はここまで!
Enjoy Hacking!!