こんにちは、なかにしです。
今回は、「業務で使用するが、個人開発で使用しないランキング」上位の「hosts設定」について書いていこうと思います!
hostsとは
ざっくり言うと、DNSのような機能をPCに持たせることができるファイルです。
DNSと違い、PCごとに個別の設定ができます。
例えば、hostsに設定を入れると、「123.456.789」というIPアドレスに「sample.com」でアクセスできたり、「nice.com」でアクセスできたりします。
要は、「IPアドレスに名前をつけられる」ということです。
設定する
前提:「123.456.789」でアプリに接続できる状況
hostsを開く
【Windowsの場合】
C:\windows\system32\drivers\etc\hosts
【Macの場合】
/private/etc
hostsに追記する
下記は、「123.456.789」を「sample」にマッピングする例です。
123.456.789 sample
この行を追加して保存すると、
ブラウザのURLに「sample」と打つだけで、「123.456.789」へ接続します。
※hostsファイルへの編集や追記は、管理者で実行する必要があります。
windowsの場合はこちらをご参照ください。
いつ使う?
個人開発では基本的に使ったことがありませんでした。
理由として、開発したものは外部へ公開するものがほとんどだったからです。
外部に公開する場合はDNS設定を入れるので、hostsとは縁がなかったです。
よく見かける使用パターンとしては、社内でのアクセス制御とかですかね。
内部しか使用しないからDNS設定はしてないけど、IPで管理するのは分かりづらいので、URLとしては「sample.jp」にしといて、社員のPCにhosts設定を入れるような使い方でしょうか。
さいごに
ちなみに、hostsに書いた設定はDNSよりも優先されるので、ご注意ください。
例えば、以下の様なhostsを設定したとします。
123.456.789 www.google.co.jp
これで保存すると、「www.google.co.jp」を入力しても google へ一生たどり着けなくなります。
設定を試しに入れたら、ちゃんと削除するんだぞ!
今回はここまで!
Enjoy Hacking!!