技術系

リモートでいたずら

技術系

こんにちは、なかにしです。
今回はリモート接続を使用し、いたずらをしようと思います。

現在、自宅にWindowsとMacがあるので、
WindowsのPCからMacのPCをいじります。

やり方をざっくり説明

基本的には、Windowsの「sshコマンド」でMacのPCとSSH接続していじるだけです。
SSH接続の為には「接続先のIPアドレス & ログインパスワード」が必要になります。

「接続元、接続先PCが同じWifiに繋がっているかどうか」でやり方が変わるのでご注意ください。

接続元・接続先が同じWifi

まずは、Mac側にリモート接続を受け入れる設定が必要です。
基本的にOffになっているので、これをOnにしてあげます。

※Macの機種によって微妙に違います。今回は「2017 MacBook Pro」を使用します。

りんごマークをクリック > システム設定

「共有」と検索 > 「インターネット共有」をクリック

「画面共有」と「リモートログイン」をオンにして、
「リモートログイン」の横の「i」マークを押す

「リモートユーザのフルディスクアクセスを許可」を押下。
※このPCだと、この時点で、「ssh ◯◯」を打ったら接続できる旨が出ている。

準備完了!
あとはユーザー名と、MacのIPアドレスを確認します。

ユーザー名は、「システム設定 > ユーザーとグループ」
もしくはMacのターミナルで「whoami」と打てば分かります。

システム設定 > Wifiを検索します。
「ネットワーク」の「Wi-Fi MACアドレス」を選択します。

選択すると、以下の画面がポップアップで出てきます。
この「TCP/IP」の「IPアドレス」がこのMACのIPアドレスです。

準備完了!
それではWindowsからMacにログインします!

以下コマンドを入力

ssh Macのユーザー名@MacのIPアドレス

パスワード入力を求められるので、Macでログインする際のパスワードを入力。

ログイン成功です。

今はMacのPCにログインし、ターミナルを立ち上げている状態と同じなので、
ここでmkdirやcpなどのコマンドを打てば反映されます。

接続元・接続先が違うWifi

VNCというソフトを使用します。

接続先にVNCを入れて設定をすると、「好きにいじっていいよ」状態になり、
接続元にVNCを入れて設定をすると、「好きにいじれる」状態になります。

※前者が「VNCサーバー」、後者が「VNCクライアント」と呼ばれます。

Macには、VNCがデフォルトで入っています。
先ほどの「システム設定 > 画面共有」をOnにすると、「好きにいじっていいよ」状態になります。

WindowsにはVNCが入っていないので、インストールします。
いくつか種類はありますが、今回は「RealVNC Viewer」にしました。

こちらからWindows版をインストールし、ポチポチ設定します。
すべてYesで問題ないです。

アプリを開くと以下のような画面になるので、
赤矢印の部分に、MacのIPアドレスを入力します。

ユーザー名とパスワードの入力が求められるので、
Macのログインユーザーとパスワードを入力すると、Macをいじることができるようになります。

ただ、ノートPCというのもあると思いますが、めっちゃ重い。
これは結構ストレスですね。

ちなみに

sshの技術を使い、ファイルのアップロードやダウンロードができるのが「scpコマンド」です。

sshのみだとそのPC(今回だとMac)しか弄れませんが、scpを使えば、
自分のPCからファイルをアップロードしたり、相手のPCからファイルを取ったりできます。

sshと同じく、「ユーザー名」「IPアドレス」「パスワード」が必要です。

つまり、IP・ユーザー名・PWの3点セットがあれば、
相手のPCにいたずらできるってことですね!
(相手のリモート接続の設定ができている前提)

さいごに

友達がトイレで離席している際にちょちょっと設定すれば、
悪戯できるようになりましたね!

悪用厳禁ですよ!

Enjoy Hacking & Trick!