こんにちは、なかにしです。
趣味でちょこちょこAWSを使う機会があるのですが、基本的に全部GUI上でやっています。
理由は「分かりやすい」の一点です。
公式ドキュメントには「コードだとこうやってやるんだよ~」と書いてくれてはいますが、つい面倒でGUIの解説記事を探してしまいます。
これじゃエンジニアとしてイカンということで、今回は人生初、コードでのAWS起動をやります。
今回のゴール
terraformでコードを書いて、EC2を立てようと思います。
とりあえず 立てときゃOK EC2 ですね。(字余り)
terraformはいわゆる IaCツール です。
IaCは、インフラもコードで管理しようぜ!な手法です。
terraformについて、詳しくは こちら
ローカルで terraform の EC2の起動コード を書いて、
そのファイルを実行したらEC2が立ち上がったよ!をゴールにします。
前提
AWSアカウント、AWS IAMユーザー、AWS CLI、terraformを用意する。
AWS CLIでawsのconfigを設定しておく。
config設定は、こちら の記事の「プロファイルの設定」を参照。
terraformファイル作成
terraformファイルを作成します。
provider "aws" {
region = "ap-northeast-1" # 東京リージョン
}
resource "aws_instance" "my_ec2" {
ami = "ami-0f95ad36d6d54ceba" # 2025/07/18時点で最新の Amazon Linux AMI
instance_type = "t2.micro"
tags = {
Name = "MyTerraformEC2"
}
}
「東京リージョン」で、「Amazon Linux」の「t2.micro」でコンテナを作成しますよと書いています。
ami は「Amazon Machine Image」で、EC2上でどのOS使いますか?ってやつですね。
今回は 無料枠対応の Amazon Linux を使います。
ami = “ami-0f95ad36d6d54ceba” って何ぞやという話ですが、各ami にはコードが割り振られています。
今回は無料枠対応の Amazon Linux を使いたいので、その amiコード をAWSのGUI上で探します。
▼ EC2 > AMIカタログ(左側の赤枠) > Amazon Linux(真ん中の赤枠) を選択すると、AMIコードが出てきます。(赤矢印)

terraformファイル実行
terraformを実行するためには、以下の3ステップを踏みます。
- terraform の初期化
terraform init
2. terraform で何をするかの確認
terraform plan
3. terraform 実行
terraform apply
terraform の初期化
以下コマンドを実行します。
terraform init
すると、「.terraformディレクトリ」が作成され、terraform の実行環境ができました。

terraform で何をするかの確認
以下コマンドを実行します。
terraform plan
作成した terraformファイル(.tf)を確認し、実行すると何が起こるか教えてくれます。

親切ぅ~!
terraform 実行
plan で見た内容で問題なければ、以下コマンドを実行
terraform apply
ガタガタ動いて、完了メッセージが出ました。

EC2を確認してみます。

できてますがな…!
ここまで10分くらいで完了して、正直手軽さにびっくりしています。
さいごに
再利用できるし、Git管理できるし、手軽だし。
これが流行っているのも納得です。
これは今後も使わなければ…
最近は多忙で新しいものに手が出せていなかったので、これを機に新しいことやるぞ~!
今回はここまで!
Enjoy Hacking!!