技術系

DiscordでBotを作ろう!

技術系

こんにちは、なかにしです。
今回は、DiscordでBotを作っていこうと思います!

最近、勉強会グループをLineからDiscordに移しまして、
折角なので何か面白いものを作れればなーというのがきっかけです。

Discordは昔からゲームのボイスチャットでよく使用していて、
音楽Bot(音楽のURLを入れると、それを流してくれるやつ)はよく使ってました。

今回はとりあえず、
新規Bot作成~目的のDiscordチャンネルでオンライン状態になるまでをやっていきます!

いってみよう!

ざっくりの流れ

①Discordで開発者登録をする
②アプリケーションを新規作成する
③Botを新規作成する
④Botをサーバーに招待する
⑤Botの中身をカスタマイズし、実行

Discordで開発者登録をする

Discordの開発者ポータルサイト に飛び、Discordの開発者登録をしていきます。

アプリケーションを新規作成する

開発者登録が終わると、以下のように画面になります。

右上の赤丸、「New Applications」を選択します。

アプリ名を設定し、アプリケーションを新規作成します。

Botを新規作成する

アプリケーションが新規作成できたら、左側のメニューから、
Outh2 > URL Generator を選択します。

ここでは、Botが何をできるのか、権限設定などを行います。
今回は、タイプとしてbot、あとはapplication.commandにしました。

チェックを付けた後、下にスクロールするとURLが出てきます。
これが、Botの招待用URLです。コピーします。

Botをサーバーに招待する

先ほどコピーしたURLを、ブラウザにペーストします。
そうすると、以下のように認証画面が開きます。

Botを入れたいサーバを選び、認証ボタンを押します。

すると、目的のサーバにBotが参加しました。

Botの中身をカスタマイズする

Botを操作するには、Tokenが必要です。

Tokenは、開発者ポータルの Bot > TOKEN の部分にあります。
アプリケーション作成時のみ表示されているのですが、さっきコピーし忘れました…

なので、Reset Tokenボタンで再度Tokenを発行します。
発行したTokenは控えておきます。

Botは、pythonやJSなど、さまざま言語でカスタマイズできます。
今回は、JSを使用します。

適当にディレクトリを作成し、npm initをしてpackage.jsonを作成。
その後、以下コマンドでdiscordをいじる用のライブラリをインストールします。

npm i discord.js

index.jsを作成し、ちょちょっとコードを書きます。
この辺は、こちらのサイト を参考にさせていただきました。

// discord.jsライブラリの中から必要な設定を呼び出し、変数に保存します
const { Client, Events, GatewayIntentBits } = require("discord.js");

// 設定ファイルからトークン情報を呼び出し、変数に保存します
const { token } = require("./config.json");

// クライアントインスタンスと呼ばれるオブジェクトを作成します
const client = new Client({ intents: [GatewayIntentBits.Guilds] });

// クライアントオブジェクトが準備OKとなったとき一度だけ実行されます
client.once(Events.ClientReady, (c) => {
  console.log(`準備OKです! ${c.user.tag}がログインします。`);
});

// ログインします
client.login(token);

別途、config.jsonも作成し、token情報を管理します。
※git管理する場合は、gitignoreに入れておく

{
  "token": "botのトークン"
}

これで準備完了です。
あとは以下のコマンドでindex.jsを起動します。

node ./index.js

すると、無事にBotがログインしてオンライン状態になりました。

さいごに

何か作りたい!と思ったとき、大体JSのライブラリがあるので
本当にJSは便利だなーと実感します。

番外編として、資格を一定数取るとプレゼントをしてくれるBotを作成しました。
ソースはこちらです。

皆様もぜひオリジナルBotを作成して遊んでみてください🙌

今回はここまで!
Enjoy Hacking!!