こんにちは、なかにしです。
この度、業務委託でお仕事をさせていただいている会社様からお声がけをいただき、E資格を受けることにしました。
先日受験して取得しましたので、概要や勉強法、本番の様子などを共有します。
E資格 とは
概要
以前、個人的に取得した G検定 と同じ、JDLA(日本ディープラーニング協会)主催の試験です。
公式曰く、「“ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する試験“」とのことです。
試験範囲は以下の4つに分かれています。
・応用数学
・機械学習
・深層学習
・開発環境
詳細は、公式HPをご確認ください。
試験は年2回で、2月と8月に行われます。
最新の動向をキャッチしていることもあり、試験範囲は頻繁に変わります。
私が受けたのは2026年2月ですが、2026年8月には違う試験範囲になります。
大きく変わるわけではないですが、すでに古くなったり、使われなくなったりした手法は、試験範囲から外れるようです。
試験方式・試験内容
試験はCBT方式で、試験時間は120分。
多肢選択式で、問題数は100問程度です。
詳細は以下の公式HPよりご確認いただけます。
G検定同様、問題数が多いですね。
その代わり、時間がかかる計算問題などは出にくい傾向があると思います。(個人的な見解)
受験料
試験を受けるためには、JDLA認定プログラム を修了する必要があります。
このプログラムは、実施事業者によって費用が変わります。
私が受講したのは、AIジョブカレのE資格パッケージプラン(税込¥229,900)です。
月額数千円で受講できるプログラムもあるみたいなので、ぜひ調べてみてください。(修了するのはめっちゃ難しいらしいです)
試験の受験料は、以下です。
一般:33,000円(税込)
学生:22,000円(税込)
会員:27,500円(税込)※
※会員は無料登録とかではなく、連携している会社などを指します。
例)Aidemy, AI inside 株式会社, 株式会社キカガク など
合格ライン・合格率
合格ラインは公表されていません。
合格率は60%~70%程度を推移しているので、平均点か、そのちょっと上を取れれば受かるかな?といったイメージです。
参考:私が受けた2026年2月試験の平均点
応用数学:60.48%
機械学習:59.91%
深層学習:60.74%
開発環境:79.46%
試験内容の傾向
試験範囲は4つありますが、過去の受験者の記事を見る限り、各範囲の出題数は異なっているようです。
私の体感としては、以下のような出題配分です。
応用数学:10問程度
機械学習:40問程度
深層学習:45問程度
開発環境:5問程度
なので、開発環境がめっちゃできたから合格!とはなりません。
応用数学や開発環境は確実に取りつつ、
出題数の多い機械学習や深層学習でどれだけ正解率を上げられるかが重要になります。
勉強期間・勉強方法
勉強前のスペック
数ⅠA, 数ⅡBはまずまずの理解。数Ⅲは入りだけ勉強したかな?くらい。
大学は文系なので、大学数学はからっきしです。
統計検定二級を最近取ったので、ベイズなどのある程度の確率や統計知識はあります。
Webエンジニアとしての実務は4, 5年ほど。
Dockerを使って開発することも多いので、開発環境回りは結構分かるかなと思います。
G検定も最近取ったので、ある程度の機械学習の歴史とか名前とかは分かりますが、その内部の仕組みはさっぱりです。
勉強期間
総勉強時間は200時間程度、期間は3か月程度です。
認定プログラムの修了に2か月、試験対策に1か月使いました。
使用テキストと勉強方法
過去問は公開されていない 試験なので、
認定プログラムや白本などで勉強する必要があります。
まずは認定プログラムです。
AIジョブカレは「教師あり学習とは」「誤差逆伝播法」などの各カテゴリごとに1本10分~30分程度の動画でまとまっており、それを見て勉強していく形になります。
応用数学、機械学習、深層学習、開発環境の範囲を学習完了するごとに修了試験を受け、
計4つの修了試験を全て合格することで、E資格の受験番号がもらえます。
AIジョブカレ修了後は、以下を使用して勉強しました。
・白本
・ゼロつく
その途中で、AVILENのE資格オンライン模試 を受験しました。
価格は¥27,280(税込)と高めかなと思いましたが、
受験後にレポート + 解説動画 + 何回でも模試を受けられる ので、結果的にかなりコスパが良いと思いました。
模試は試験2週間前に受けたのですが、結果は惨敗。
受験者の中で、ほぼ最下位でした。

先人の方々によれば、この模試で「初見で7割程度の得点」ができれば、
E資格本番も受かるらしいです。
私は到底理解が足りていないと痛感したので、
各カテゴリの理解度を白本やゼロつくで高めていく作業に入りました。
白本を一周した段階で、再度オンライン模試を受験。
5割~6割の得点でした。
この時点で、試験まで残り1週間です。
あとの期間は、苦手分野をノートにまとめたり、ゼロつくをやったりしながら、模試を何回も受けました。
試験2日前には模試の全問正解が取れるようになったので、
あとは理解度が低い問題の解説動画を見ながら勉強して過ごしました。
試験当日
受付して、部屋に入って、パソコンにログインして…といったいつも通りの形式でした。
他のCBT試験と変わらず、一問ずつポチポチしていきます。
電卓はPC内のボタンから起動できます。
試験会場×長時間試験が久々だったので、後半は集中力が切れやすかったです。
「ガタン!」みたいな音が受付の方からずっとしていて、何してんだってイライラしてました。
何とか問題を解き終わりましたが、時間ギリギリで見直しの時間はなく、終了。
体感は得点率5割程度かなといった出来具合で、受かるかは五分五分といったところでした。
結果
例年通り、3週間後の金曜日にメールで結果が来ました。
私は朝の11時くらいに届きました。

ドキドキするタイトルですね。

合格!!!緊張した!!
私が受けたときの平均は以下なので、応用数学は平均を割り、その他は平均かそれ以上でした。
なので、結構ボーダー付近かなと思います。
応用数学:60.48%
機械学習:59.91%
深層学習:60.74%
開発環境:79.46%
さいごに
久々に長い時間をかけて勉強をしたので、受かってよかったです。
特に最後の1~2週間は、平日3~4時間、休日6時間くらいは勉強してたと思います。
私はAI企業に勤めているので、実務にも応用できる内容ということもあり、真剣に勉強しました。
資格勉強の結果として、AIエンジニアとの会話もある程度理解できるようになり、受けてよかったと心から思います。
社内にKaggleチームがあるので、
これからはそこに参加して、Kaggler目指して楽しもうと思います。
今回は、ここまでです。
もし AIに興味がある方やAI企業に勤めている方は、ぜひ受けてみてください!
Enjoy Hacking!


